GSEで検索すると、除菌剤かサプリメントか、はたまた小田急線のロマンスカーか、です。

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)はもともとアメリカでは除菌抗菌剤ではなく、サプリメントとして名前が売れています。

アメリカに住んでいた方には「GSEは飲み物だと思ってた!」と驚かれました。逆に除菌剤としては売られていないことに、その時私は驚きましたけど。

サプリメントではありますが、使用方法として推奨されているかはわかりませんが、除菌剤として使用されている人はいらっしゃるようです。加湿器にいれるとヌメリがなくなりました、などの感想もお見受けします。

サプリメントは成分や材料にも条件がいろいろあるせいか、日本製のGSEのサプリメントはお見かけしませんね。取扱されているのはアメリカ製がほとんどではないでしょうか。飲むことをベースに考えられた商品ですので、内容もGSEだけでなくグリセリンやその他の成分が入っています。

触ってみるとわかりますが、少しべたつきがあったり、臭いを嗅いでみると成分特有の臭いがあります。

ところで、グレープフルーツ・飲む、とくると気になるのは本当に飲んでもいいの?という疑問。その中でも特に「薬との飲み合わせの話をよく聞くけれど」「食品添加物で安全って言うけど、グレープフルーツって何かの薬に影響があるのでしょう?」などではないでしょうか。

GSEを構成しているのは脂肪酸フラボノイドであり、細かくはナリンゲニン・ケルセチン・カエンフェロール・ヘスペリジン・アピゲニンです。

相性が悪い・・・と言われるのは、グレープフルーツに含まれるナリンジン(ナリンギンとも言う)で、高血圧の治療薬と一緒に摂取すると薬の効能を強くして血圧が下がりすぎるほか、心拍数が早くなりすぎるといった副作用を引き起こす可能性があると言われていました。

さあ、そこでよく見ると・・・似てる!でも違う!

ナリンジン(ナリンギンとも言う)とナリンゲニン。そう、違うのです。もちろんどちらもグレープフルーツに含まれる成分なのですが、ナリンジン(ナリンギンとも言う)は外皮や薄皮に多く含まれる成分です。

そしてなんと、その後の研究から、ベルガモチンやジヒドロキシベルガモチンなどのフラノクマリン類 が相互作用に関与することが明らかになったと言われています。

このフラノクマリン類はグレープフルーツの果汁と果皮に多く含まれていて、グレープフルーツジュースなどにはたっぷり入っているので、気をつけて!になるわけです。

このフラノクマリンは種子には含まれていないとされていて、実際、薬との相互関係はほぼない、と言われています。これには理由もあってGSEは少量で強力除菌をするので、影響が出る量ではないという後押しもあります。さらにアレルゲンも含まれていないなど、種ってすてき!です。

GSEってすごいなあ。除菌して良し、抗菌して良し、飲んで良し(サプリメントとして販売されている物は、ですよ)!3拍子揃った実力派です。

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