2024年元旦、日本を襲った能登半島地震。その余波により、私たちはいかに常日頃から備えておくべきかを真剣に考えさせられました。以前のブログで「GSEは防災用品になれる?」という記事を書きましたが、今回は震災時の備えにおいて注目すべきアイテムとして、GSE(グレープフルーツ種子抽出物)が果たすことができる事に焦点を当ててみたいと思います。

震災が起こると、程度にもよりますが、2011年の東日本大震災や今回の能登半島地震のように、震災の規模も被害の規模も大きな物だと生活の基盤に問題が生じます。

家屋が半壊や倒壊してしまって避難所生活を余儀なくされる。家屋が無事であってもライフラインが止まってしまうことは東日本大震災でも今回の能登半島地震でも深刻な問題の一つでした。

避難所での避難生活

通常の生活から切り離された状態でおこる衛生面での問題点、特に避難所などで人が多く集まる場所では

  • 不衛生になりがちな問題
  • 臭いの問題
  • 感染の問題

と、大きくわけられます。

過去に避難生活を経験した方達の「避難所で困ったこと」アンケートでは

  1. トイレ
  2. プライバシー
  3. お風呂
  4. 飲料水
  5. 寝具
  6. 食料
  7. その他

と続きます。

トイレは数の問題や、清潔でないことが半数以上を占めます。その他、音や臭いなども気になる所だとのこと。これは震災時でなくても気になりますが、疲弊した状態で余裕がない中、ストレスは計り知れません。

お風呂に関しては、冬であったとしても数日シャワーも浴びられないとしたら、気持ち悪さや臭いがあることでしょう。

ライフラインの停止により、手を洗ったり食器を洗ったりという「洗う」という行為に制限がかかります。自宅の中ならまだしも、そうでない場所では特に「洗う」という行為が重要になってくるにもかかわらず、貴重なお水の使い道に困ります。トイレもお風呂も「洗う」に紐付く行為です。

そして「洗えない」ことはストレスなどの精神面だけでなく、臭いや感染症の問題も引き起こすことでもあります。

衛生面での役割

※まず、今回お話することは緊急時のこと、ということを念頭に読んでいただけますと幸いです。GSEは海外では飲用として使用されておりますが、日本では雑品扱い(食品添加物として使用しているもの以外の除菌剤で販売されている物は)であることをご理解ください。そして無添加のものという事にもご留意ください。

GSEが震災時にも使えるといえることは

  • 強力な除菌力
  • 製品は無臭だが消臭力に優れていること
  • 長く続く抗菌力
  • 天然であること
  • 既存添加物であり、海外では医薬品やサプリメントであること
  • 無刺激であること

主に上記の理由があります。

洗い流す必要のない既存添加物

洗うためにはお水が必要ですが、そのお水が足りないこともあり、食器などは拭き取りもしくはラップなどでカバーして使用することが推奨されています。

そこで、拭き取った後やラップする場合にGSEをスプレーしておくことで除菌し、安心度が上がります。もちろん洗い流す必要がないのでお水も使いません。

お箸など口に接触するものも同様です。

アレルギーテスト・累積刺激テスト済み

弊社製品はアレルギーテスト・累積刺激テスト済みです。手指に使用されても問題ない、と折り紙付きです。手はあらゆる菌やウィルスを運びます。その手で目をこすったり口を触ったりすることで体内に菌やウィルスを移動させます。

アルコールや次亜塩素酸のように頻回にスプレーする必要もなく、絶対数を減らします。

お風呂に入れない場合も濡れタオルなどで身体を拭く場合があると思いますが、その時にぜひご一緒にGSEスプレーを使ってみることもオススメします。入浴回数が減ることで表皮に繁殖した雑菌を減らしながらスッキリしていただけます。

歯ブラシなどの除菌にもご使用いただけます。

無添加でサラサラ

一般の消臭剤と違いベタベタしませんので、布類に使用しても不快感がありません。

寝具はもちろん、洋服などの消臭剤としても有能です。顔に当たる部分が「清潔だな~」と安心できる状態を作ります。

においでごまかさない

消臭にはいろいろありますが、空間消臭のほとんどは消臭よりも芳香で消臭したかのような状態を作る物も少なくありません。基本的ににおい成分に消臭成分が当たらないと消臭できないので、スプレーの消臭剤ではにおい成分に当たる確率はかなり低いと言えます。

空間除菌が難しいと言われる所以です。

消臭を確実に行うには、臭いの元をアタックすることが重要です。

例えばトイレ。トイレはトイレの空間ではなく排泄物に直接スプレーすることをオススメします。GSEは元々オイル状のものです。しかも抗菌性能が高い成分はスプレーした場所に留まります。スプレーした瞬間、オイルのカバーをしますので、その隙に処理をします。

避難所のトイレでの完全消臭は難しいですが、カバーを繰り返すことで緩和させることはできる可能性が高いです。同時に床などにもスプレーをし、抗菌性を高めておくことで飛び散ったものや感染症の元となる菌なども減らすことができます。

そして匂いには必ずしも全員が良いと思うものはありません。ある人には良いにおいであっても別の人には不快に感じるにおいも多くあります。「スメハラ」という言葉もあるくらいです。芳香で消臭することは悪臭だけの問題でなく、大人数が存在する場所でのストレスの一つにもなりえます。

感染症を抑える

コロナウィルスに関しては賛否両論あるかとは思いますが、基本的に感染症は1年中何かしらあります。コロナウィルスで騒がれる前の冬の時期はインフルエンザが猛威を振るっておりました。

ウィルス感染症は人が多く集まる場所などで感染することが多いのは周知の事実です。

前回のブログで『感染症は昔から、衛生・接触・免疫でパンデミックを乗り越えてきた。手洗い・うがい・手指消毒にマスクが大事な理由は「粘膜」』を書きましたが、まさに、コレ。

感染症などに罹患するのにはウィルスなどの「罹患量」があります。そうです、数を減らすことが重要です。

大人数でいることが避けられないのであれば、自衛をしっかりすることが大切です。

その場合、除菌力と抗菌性が高く、においがない(人に不快感を与えない)GSEはうってつけではないでしょうか。

備えという意味でのGSE

2024年になって関東も数回地震を感じることがありました。地震大国日本。いつ何時どこの場所で地震が起こるかもわかりません。災害、という意味では地震だけでないことも事実あります。

災害時の備えとして備蓄などをされている方が多くいらっしゃると思います。私もそうです。

災害用品にGSEを加えてみてはいかがでしょうか。

抗酸化で長持ち

GSEは他除菌消臭剤と違い抗酸化です。通常の除菌は酸化をさせて除菌しますが、GSEは抗酸化です。

物の劣化や人の老化は酸化が原因ですが、抗酸化であるGSEは劣化が起こりにくいことも特徴です。

いざ!と言うときに使用不可ではどうしようもありません。そういう意味でも濃縮タイプより希釈されたスプレーボトルタイプがそのまますぐに使用できるのでオススメです。

製品としては消費期限など謳わなければなりませんが、GSEの効果としては年単位で確認済みです。発火の恐れもなく、減衰(効果がなくなる)こともないGSEは災害時はもちろん、対策用品としてもお役にたてると思います。

最後に

最後になりましたが、このたびの災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

弊社はOEMメーカー様とともに些少ではありますが七尾市の避難所にGSEを支援させていただきました。受け取りやその後のご使用の窓口となっていただける方がいらっしゃいましたら、まだまだご支援させていただきたいと存じます。メール、お電話などで結構ですのでご連絡いただけますと幸いです。


皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

この内容に関連する記事

会員登録でポイントもらえる