地震雷火事おやじ。どれも怖いけれど、やはり自然災害って予測や注意ができないので、恐ろしさが倍増です。万が一大規模災害が起こって、インフラが滞ってしまったり、避難生活になった時にあると便利な物を日々考えてしまいます。
防災グッズはいろいろあって、セットになっている物や単品の物、食べ物もあればお役立ちグッズもあります。
そしてコロナ禍になって今まで以上に除菌剤に注目が集まっています。
家の中でも水道などが止まってしまったら、とか、避難生活になったら、とか。どこでも気軽に除菌ができると良いですね。
もちろん除菌は感染症などだけではありません。
例えば、飲み水。お水をどこから仕入れるか、にもよりますが、何に溜めるか、も問題です。潤沢にお水が使えなくなった場合に、どう除菌するか、も問題です。
避難した場合に座る場所、手をついたり触ったりする場所、トイレ、食事時などなど。除菌したくなる場所はどんどん増えるのではないでしょうか。
その時にアルコールや次亜塩素酸でも良いと思いますが、この2つはグレープフルーツ種子抽出物と比べると応用の範囲が狭いです。非常時は不自由のもとで様々なことに対応していく状況になります。用途に何かしらの制限があるものを用意するよりは、できるだけ多様に使えるものを用意しましょう。
除菌性能の比較
GSE水溶液は、約800種類以上の菌・カビ・ウイルス(DNA RNA)を抑制・不活性化します。消毒用エタノールでは効きにくいエンベロープ型ウイルスを抑制可能です。10秒前後で99.9%の除菌を行います。GSE水溶液は対応範囲が多いのがメリットです。
GSE水溶液 | 消毒用エタノール | 次亜塩素酸水 | |
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除菌性能 | ◎ 約800種類以上の 菌・カビ・ウイルス に対応 | 〇 菌・カビ・ウイルス を除菌可能 | ◎ 菌・カビ・ウイルス を除菌可能 |
GSE水溶液 | 消毒用エタノール | 次亜塩素酸水 | |
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ノンエンベロープ型 ウイルス | ◎ | × | ◎ |
除菌後の持続性の比較
GSE水溶液は、除菌後に菌が増えない状態を維持できる期間が約1ヶ月程度続くのが大きなメリットです。消毒用エタノールと次亜塩素酸水は除菌した後の持続性がありません。除菌はしますが、除菌・殺菌が終わると、その場所は再び菌が増える条件になります。
GSE水溶液 | 消毒用エタノール | 次亜塩素酸水 | |
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持続性 | ◎ 除菌効果の 持続性は1ヶ月 | × 除菌効果の 持続性なし | × 除菌効果の 持続性なし |
安全性の比較 – 1
GSE水溶液(グレープフルーツ種子抽出物を水で希釈したもの)は弱酸性から中性で無刺激です。肌に触れても肌蛋白質を破壊しないため荒れません。アトピーの肌に触れても滲みません。成分は天然です。抽出行程でも薬品不使用、農薬検出なしのGSE水溶液は化学物質過敏症の方でも使用できるのがメリットです。
GSE水溶液 | 消毒用エタノール | 次亜塩素酸水 | |
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人体への安全性 | ◎ 肌荒れなし 目への刺激なし アルコールアレルギーなし 塩素アレルギーなし | × 肌荒れを引き起こす 目への刺激あり アルコールアレルギーあり | × 目への刺激あり 塩素アレルギーあり |
GSE水溶液 | 消毒用エタノール | 次亜塩素酸水 | |
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アトピー肌で使う | ◎ 滲みない | × 滲みる | × 滲みる |
安全性の比較 – 2
GSE(グレープフルーツ種子抽出物)は既存添加物として2002年に安全性確保上必要な品質問題に関する研究が行われています。現在は既存添加物として安全性も認められ、ラットなどの反復投与毒性検査もクリアしています。安心安全がより高く評価されています。
一般消費者には知名度が低いGSEは、以前から公的に安全性を認められ様々なものに使われています。次亜塩素酸水にあるような定義や規定は、既存添加物のGSE(グレープフルーツ種子抽出物)にはありません。
指定添加物の次亜塩素酸水は、厚生労働省から「最終食品の完成前に完全に除去しなければならない」と使用方法が定められています。
GSE水溶液 | 消毒用エタノール | 次亜塩素酸水 | |
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添加物の扱い | ◎ 既存添加物 | × 添加物指定なし | 〇 指定添加物 |
まず非常時の大前提として、除菌剤は災害用品の中の食べ物飲み物と同列で、子供が簡単に安全に使えるものにするべきです。GSE水溶液(グレープフルーツ種子抽出物と水が原料)の除菌抗菌剤は「これをキレイにしたい場所にスプレーしなさい」と教えたり張り紙をしておくだけで済みます。いくらあれダメこれダメと教えたって、アルコールスプレーを火の近くや、目に入るような使い方をすると、災害時で助けを呼びにくい状態で更に事故が起きてしまいます。
次亜塩素酸水は、日にちの経過とともに水に近付いて一定の目的を達成できる除菌剤と呼べないものになっています。粉末タイプは水に溶かなければ大丈夫ですが、結局は貴重な水が必要なのと、水に溶けば通常の次亜塩素酸水と同様に減衰するので現実的に便利ではありません。
グレープフルーツ種子抽出物は抗酸化作用が高く、GSE水溶液そのものの品質保持の期間が長いのが特徴です。そして危険性がないので子供や高齢者、ペットのお世話でも使えます。
除菌はアルコールと次亜塩素酸水と同じ使い方で同じような効果を得られます。しかし除菌したあと菌を増やさない状態(=抗菌)は、アルコールと次亜塩素酸水にはできません。除菌のあと抗菌ができるグレープフルーツ種子抽出物は、お水が貴重な物になった時、あらかじめ食器などにスプレーしておきます。これだけで抗菌するので直前に慌てて除菌する必要がありません。
スプレーする対象物を酸化させたり物質変化をさせないので、多くの用途に応用できます。これぞグレープフルーツ種子抽出物(GSE)の抗菌パワーです。

通常時も非常時も頼りになる、グレープフルーツ種子抽出物の抗菌パワー。いざという時のために保管しておいてはいかがでしょうか・・・というお話でした。