香りという漢字で書くと良いニオイのはずなのに「害」がついてしまう現象。香りの質や種類で好き嫌いが大きく分かれるものがあります。しかし好き嫌いで済めば良いですが、体質や体調によっては「香害」は体調不良を誘発します。
香害の症状とは
強いニオイによってもたらされる不快感や体調不良が「香害」です。体調不良もいろいろとあります。
- 頭痛
- 呼吸困難
- くしゃみ
- せき
- 倦怠感
- めまい
- 吐き気
などなど、かなり多種類の症状が確認されています。
2000年代に入ってからでしょうか、柔軟剤や芳香剤をはじめ、除菌剤や消臭剤も強いニオイのものが流行りました。特に柔軟剤はいろいろなニオイの物が発売されて「洗濯物からの香害」「隣り合ってる人からの香害」など言われ始めた記憶があります。
香害による偏頭痛について
「香害」の症状の中でも頭痛をおこす人は多く、一般社団法人日本頭痛学会でも「においによって誘発される頭痛は片頭痛と片頭痛以外の一次性頭痛の鑑別要因になるか?」という頭痛研究のトピックスをあげていらっしゃいました。
香害のニオイの種類
この香害から誘発される頭痛の原因は
- 香水 95%
- 洗剤 81%
- たばこの煙 71%
- 自動車の排気ガス70%
- 消臭・除菌スプレー、制汗剤、コーヒーなど数知れず
基本的には化学物質の強いニオイに反応が出るようです。
しかし、この「香害」、被害の声が上がり始めたのは新型コロナウィルス除去目的の消毒臭が充満し始めた頃からだと言われています。
つまりアルコールなどの除菌剤のニオイも関係していると考えられます。
香害にGSE(グレープフルーツ種子エキス)はどう活躍できる?
まず一つに、除菌剤のニオイが原因である物に関しては、GSE(グレープフルーツ種子エキス)はほぼ無臭ですから、除菌剤をGSEに変えることで解決できます。除菌性能はアルコールや次亜塩素酸と同等、もしくはそれ以上ですがニオイがない。ニオイが無いことで除菌感がない、と言われていたのは少し前のお話です。今ではニオイのないものを求めていらっしゃる方も多いのです。
前にも書きましたが、GSEは化学物質や合成の香水などの消臭には向いていません。菌などを除菌することで消臭をしています。しかしながら、上記のニオイの原因の中には合成のようでいて、合成された物質が除菌可能な物もあります。
例えばたばこの煙です。たばこの煙の中にはアンモニアの成分も入っていて、染みついたたばこ臭はGSE(グレープフルーツ種子エキス)である程度消臭できます。洋服についたたばこの臭いにも効いてるなと感じます。ある喫煙者の方はご自分の指(紙たばこを吸うときに挟んでいると臭いがとれないとのこと)のたばこ臭が洗っても取れなかったのに、GSEをシュシュッとスプレーしたら取れたと喜んでずっとご自分の指を嗅いでらっしゃいました。
グレープフルーツ種子エキスは「混ぜるな危険」もありませんので、お水を嫌わないものであれば合成の物でもお試しにシュシュッとスプレーしてみるのも良いですね。
自分が使っているものが周りの人にとっての「香害」にならないようにぜひGSEをご活用ください。