「○○はトイレの何倍の菌が!!」という見出しをよく見ます。以前のブログでも家の中の菌ランキングで意外とトイレが低い順位だということを書きました。そのトイレの便座のおよそXX倍と言われる保菌数なのがイヤホン!!。
一般的にはトイレの便座はそれなりに菌がいますが、思ったよりそこまでではないのですよね。
菌がたくさんいる、育つ場所ってある程度の条件があります。
- 温度
- 湿度
- 凹凸
菌は隠れる場所と留まれる環境や素材、そこに栄養があれば村をも、、、いえ、街をも形成してしまいます。
ということは、
- 形が複雑な物
- 引っかかりやすい素材
- 適度な水分を保てる
- 適当に汚れている、もしくは肌に触れている
という環境であればパラダイスを形成しているかもしれないわけです。
ウィルスなどでよく言われているのが、フローリングなどのつるんとした物の上では長生きする、ということ。これは水分を適度に保ったまま長時間いられるということです。
ただし、つるんとした素材は引っかかりにくいので条件からは少し外れるように思えます。しかし、ウィルスは床の上などの素材の上では増えませんし、育ちません。あくまでウィルスは細胞の中で増えるので、死滅していなければ細胞内に入り込んだ時、増殖してしまうということです。
菌で考えると、つるんとした場所でも他の条件が揃えば増殖します。しかも凹凸がなさそうに見えて引っかかりやすいシリコンなどもあります。
これらを総合して考えると、意外と気をつけなければならない物があります。
【イヤホン】です。
冒頭で言いましたがトイレの便座のおよそ20倍と言われる保菌数!!
ここでちょっとひと言。抗菌部品で抗菌されるのは抗菌部品だけです。部品の上に乗っかった栄養たっぷりの汚れや膜に発生増殖する菌さん達は、何のそので活き活きしています。ということは・・
耳の中は黄色ブドウ球菌がいらっしゃいますので、それがイヤホンにお引っ越しをし、耳垢や汗などほどよい水分(湿度)と体温という心地よい温度をキープしますので、それは条件にあった菌にとっては良い状況です。
イヤホンってまめにお掃除していますか?
掃除もさることながら、除菌できればなお良いです。ただ、イヤホンはデジタル製品ですから注意が必要です。グレープフルーツシードエクストラクト(GSE)のスプレーはお水も入っていますので、直接かけるのではなく、布などにシュシュッとスプレーして、その布で優しく除菌をしてください。
グレープフルーツシードエクストラクトは抗酸化成分の働きで錆させない働きがあります。汚れも取れて抗菌もできて一石二鳥です。抗菌の膜は摩擦で弱くなるので、清掃は適度な間隔で続けてください。
黄色ブドウ球菌は常在菌でありながら食中毒にもつながる菌です。うまくコントロールしながら共存していきたいものです。
デジタル製品の外側の手肌に触れる場所は、いつの間にか予想以上に汚れているものです。そんな場所の拭き掃除にも、グレープフルーツシードエクストラクトの抗菌バリアが有効なのですよ・・・というお話でした。