歯ブラシは菌の温床です。歯ブラシ自体が抗菌歯ブラシであることが多いのですが、ブラシ状になっています。そこへ食べ物カスがはさまったり残ったりして、栄養もたっぷりあることも後押しし、菌が増殖します。
歯ブラシのお手入れにGSEが良い理由。
GSE水溶液(グレープフルーツ種子抽出物と水だけが成分)の除菌抗菌剤の性質
- 800以上の菌・カビ・ウィルスを抑制できる
- 選択性除菌をする
- 既存添加物である
- アレルゲンを含まない(果皮果実の成分を含まないGSE)
- アルコールを含まない
- 塩素を含まない
- その他成分の無添加
- 抗菌する
口の中は高密度であり、菌の種類も500から700種類の菌がいると言われます。もちろん皮膚や腸と一緒で必要な菌もたくさんあり、口腔内のバランスを取っているので滅菌させてはいけません。
GSE(グレープフルーツ種子抽出物)は800以上の菌・カビ・ウィルスという広範囲の種類の抑制ができますが、片っ端から全て除菌するのではなく「選択性除菌」をします。必要なお友達の菌は除外せず、害悪になる菌のみ除外する性質が知られています。
つまり、グレープフルーツの敵は除外し敵でないものは残す、ということです。
歯ブラシはグレープフルーツ種子抽出物でお手入れ
天然の食品添加物(既存添加物)であるグレープフルーツ種子抽出物は、洗い流す必要がありません。歯磨きのあとしっかり水で汚れを落として、最後にGSE除菌抗菌剤をスプレーすれば完了です。
GSE水溶液(GSEと水のみ)の製品であれば添加物も一切入っていないと言えます。最大の特徴である抗菌性能はとても高く、スプレー後は翌日に使う時まで抗菌します。
口の中はどんな感じ?
口の中の細菌は身体の中でも最も高密度で、鼻の中より格段に多く、腸と同じくらいと言われています。そんな口の中の「歯」を磨く歯ブラシをどのくらいケアしていますか?
概要:小児の使用後の歯ブラシを回収し,その歯ブラシの乾燥時間別に歯ブラシに付着している各微生物を定量し、結果、歯ブラシ1本当たり15万~100万コロニーにあるものが多く,平均4.8×105コロニーであり、最も少ない歯ブラシでも3500コロニー,最も多いものでは371万コロニーの付着細菌数を認めた。
菌は目に見えない物です。菌検査では目に見えるところまで菌を育てカウントします。目に見える集合体のことをコロニーと言います。
歯ブラシを、他の方法でお手入れする例
煮沸や熱湯消毒
歯ブラシの耐熱温度を超えるのでできません。
アルコール消毒
対応できない菌があります。歯ブラシの除菌には向いていません。
弱酸性次亜塩素酸水
除菌できる菌の範囲が広く清潔になります。しかし性質上、弱酸性次亜塩素酸水で除菌した対象は、除菌直後の一番清潔な状態をそのまま長時間維持できません。これは有効成分が有機物に触れると消失するからです。次回に歯ブラシを使う時までの間に、菌が増える条件になります。菌の増殖を抑える条件にするには、ブラシ根元の汚れをしっかり洗い流し、水気をきり弱酸性次亜塩素酸水で除菌して、最後に歯ブラシを乾燥させます。但しこれは菌をできるだけ減らすためであり殺菌レベルの洗浄ではありません。
通常の洗浄
水でよく洗って乾かします。除菌や殺菌は行いません。一般的な洗浄です。
最後にひとこと
GSEの除菌後は弱酸性次亜塩素酸水の除菌後と同等に清潔です。ここまでは同じで、このあとが異なります。GSEは歯ブラシの除菌後に菌の増殖を抑制する状態を維持します。
GSEの場合は、歯ブラシを洗う→水気をきる→GSE(グレープフルーツ種子抽出物)を念入りにスプレーする→そのまま終了です。
歯ブラシの洗浄のためだけにGSE除菌抗菌剤を買うのはコストパフォーマンスが良くないですが、GSEは家庭内の広範囲の除菌に使用でき、どこでも歯ブラシと同様に菌が増えない状態を維持できます。特に空気清浄機のタンクに入れるのはGSE水溶液だけが成分の除菌抗菌剤にしましょう。弱酸性次亜塩素酸水は時間経過とともに除菌成分が減衰しタンク内は菌が増える条件になります。