加湿器は基本的に冬に使う物、という認識があります。なぜなら乾燥している場所での「加湿」が目的だから。ただ、感染症が流行ると季節関係なく登場しており、活躍もしています。
その目的は加湿器で除菌剤を噴霧すること。
それっていろいろと大丈夫なのでしょうか?などのご質問、多数いただいております。
まず、加湿器には種類があります。
- 加熱式(水分を加熱して蒸発させて湯気を空中に放出)
- ハイブリッド式(水分を含んだフィルターに温風を当てて水分を気化して放出)
- 気化式(水分を含んだフィルターに風を当てて水分を気化して放出)
- 超音波式(超音波でミストを発生させ放出)
の4種類です。それぞれに特徴があり、メリットデメリットがあります。除菌剤を使う場合はどれが良いのでしょうか?

使う除菌剤は、まず第一に人体に安全な物。加湿器で水分として放出するということは、吸い込んでしまうことも考えておきましょう。できるだけ化学物質でないもの、アレルギーを起こさないもの、刺激のないものなどです。
そして、使う加湿器でオススメなのは超音波式です。
- 加熱式は水分のみを放出するので、除菌剤にもよりますが成分だけ残ってしまったり、水温が高くなるので除菌剤の効果が低下したりします。
- ハイブリッド式はフィルターに成分が残ったり、フィルターに当たった段階で除菌が終了したりします。
- 気化式もハイブリッド式と同じ理由です。
上記の理由で超音波式が除菌剤を入れた加湿には良いと思われます。水分と一緒に除菌剤の成分も放出します。
加湿器は「超音波式」となりましたが、除菌剤の種類についてはどうでしょうか。
まず、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムは使用できません。目に入ったり傷口にしみたりする刺激のある物は避けた方が良いでしょう。
そしてもう1つ。除菌したあとに、抗菌するものを選ぶと更によいですね。
抗菌しない除菌剤はその場その瞬間の除菌になりますので、加湿器の中で一度除菌を完了した後にレジオネラ菌やカビを発生させます。そのまま加湿することで、除菌ではなく菌を拡散することになってしまうからです。
刺激がなく、抗菌する安全な除菌剤。ハイ!GSE(グレープフルーツ種子エクストラクト)です。
このGSE(グレープフルーツ種子エクストラクト)を選ぶ時にもう1つだけ気にしていただきたいことがあります。成分を見ていただき、グリセリンやアルコールなどの添加物のないものを選んでください。

安全に加湿する時もストレスフリーの快適除菌。そのお手伝いはGSE(グレープフルーツ種子エクストラクト)にお任せあれ・・・というお話でした。