GSE(グレープフルーツ種子抽出物)の除菌メカニズムがいろいろスゴい!というお話。【マメ知識】

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)は「浸透圧」で除菌します。菌やウィルスを包み込み、浸透圧で中の水分を抜き取り不活化します。

しかし清潔にしたい対象にシュッ!と吹きかけても、菌などは水分を弾いてしまいます。そのままでは接点が小さく除菌効果が低くなります。ではどうするのでしょう?GSEには天然の界面活性成分が入っています。この界面活性成分が菌やウィルスを包み込み、天然のフラボノイドが浸透圧で中の水分を抜いて不活化します。

”ナノ”の世界の、協力態勢です。

GSEの、ある1つの成分が菌などを不活化しているのではなく、備わっている成分同士の見事な連携プレー。合成界面活性剤やその他の添加物のチカラを必要とせずとも、きっちり不活化させてしまいます。

GSE製品を選ぶ時は、残留農薬(塩化ベンゼトニウム:BZT-C1、塩化ベンザルコニウム:BZK-C1)、防腐剤(トリクロサン、メチルパラベン)が検出されていないと明記のあるものが安心です。家事育児に日常の幅広い用途にも、ペットのお世話にも活用できます。

GSEの除菌メカニズムは、グレープフルーツ種子抽出物に本来から備わる優しい「界面活性成分」と脂肪酸フラボノイドによる「浸透圧」との連携プレー。最初から備わっている仕組みというのがスゴいですよね。ここでは割愛しますが「抗菌力」を備えているのもGSEの大きな特徴です。

今回はGSE(グレープフルーツ種子抽出物)についてのマメ知識でした。

家庭内の健康被害報告で多くを占める塩素系アレルギーの人は、塩素を含まないGSE(グレープフルーツ種子抽出物)製品で対応できるという話。しかも塩素系製品にはない抗菌も。

 

どんなものにも良い所もあれば、そうでは無い部分があるもの。今回は塩素ネタです。後半でGSE(グレープフルーツ種子抽出物)について書きます。

さて、塩素と言えばあのニオイ。子供の頃のプールを条件反射で思い出し安心できる人もいますし、逆にあのニオイをかぐと気分が悪くなってしまう人もいる、あの塩素臭。

気分が悪くなる人には、症状にもよりますが多かれ少なかれ塩素が含まれる商品は良くありません。とは言え塩素は安く大量に生産できることから、飲み水が出る水道水も含めて、さまざまな製品に使われています。

もはや日本の衛生の根幹は、塩素によって保たれていると言っても過言ではない、デファクトスタンダード(事実上の標準)。家庭用品としては、弱酸性次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウムなどに塩素成分が含まれています。

改めて申しますが、ここでは「塩素=危険」を単純に訴求したいのではありません。塩素は万人に万能ではないという事を、参考資料と営業経験から書いてゆきます。

さて、家庭用品による健康被害について、厚生労働省では以下の3つをあげています。

  1. 皮膚障害・・・洗剤、装飾品、ゴム・ビニール手袋などでのアレルギー反応など
  2. 誤飲事故・・・タバコ、医薬品、医薬部外品など
  3. 吸入事故・・・殺虫剤、洗浄剤、芳香・消臭・脱臭剤など

【参照資料】家庭用品による健康被害-病院モニター報告から(PDF)

“1”の皮膚障害は刺激性の皮膚炎かアレルギー性接触皮膚炎、”3″の吸入事故は塩素系の商品が最も多く、スプレーのものです。”3″の吸入事故について少し掘り下げてみました。

吸入事故については、9歳以下の子供が半数を占めているという結果が出ています。我が家にもこの年齢に含まれる子供がいますが、家庭用品には塩素製品を含め吸入事故への注意が必要だというのを、改めて知らされました。

厚生労働省平成15年度と平成29年度の吸入事故のランキングです。

平成15年度

  1. 殺虫剤 195/742(26.3%)
  2. 洗浄剤 127/742(17.1%)
  3. 芳香・消臭・脱臭剤 58/742(7.8%)
  4. 漂白剤 44/742(5.9%)
  5. 消火剤 36/742(4.9%)

ここではまだ除菌剤が含まれていません。

平成29年度

  1. 洗浄剤 294/1256(23.4%)
  2. 殺虫剤 276/1256(22.0%)
  3. 漂白剤 123/1256(9.8%)
  4. 芳香・消臭・脱臭剤 90/1256(7.2%)
  5. 除菌剤 59/1256(4.7%)

15年前はなかった除菌剤ですが、調べたら平成22年度からランクイン。

表 平成22年度 家庭用品等による健康被害のべ報告件数(上位10品目)

「家庭用品における健康被害-病院モニター報告から」の6ページ目によれば、洗浄剤・洗剤の被害事例で最も多いのは塩素系。漂白剤についても塩素系製品が大半を占めるとなっています。前回あげた「お風呂のカビ」にも通じますが、塩素系のカビ取り剤が由来の事故報告が多いです。上であげた数字は病院調べなので、実際に具合の悪くなった方の聞き取りです。

公益財団法人 化学物質過敏症支援センターでは、塩素系漂白剤の医療従事者向けの中毒情報を出しています。その中でも次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、塩素化イソシアヌール酸、亜塩素ナトリウムなどの塩素系のものについて、中毒症状の事例や処置などが載っています。

【参考資料】公益財団法人 日本中毒情報センター 保健師・薬剤師・看護師向け中毒情報(PDF)

そう、塩素に対するアレルギー反応は、以外と意識されていなかったり、認識していないこともあります。塩素は水道水にも入っていますし、プールにも入っています。反応がとても過敏に出てしまう人は、プールでも具合が悪くなる事例もあります。

弱酸性次亜塩素酸は、その中に含まれている塩素成分が除菌をします。除菌をしてゆくうちに塩素成分が減って水に戻る(減衰するといいます)ので、使用後は下水に流せないような物質とならないので安心といえますが、人によってはやはりその塩素成分が体調不良を引き起こしたり、アトピー性皮膚炎の悪化の報告もあります。

実際、弱酸性次亜塩素酸水の空気清浄機で不調となった方が数人いらっしゃって、「もしかすると塩素のアレルギーかもしれません」とお伝えした時に、どの方も「私が?」と驚かれていましたから、ご本人も認識外だったようです。

漂白剤など、塩素を認識しやすいニオイと刺激があれば気をつけることも簡単ですが、弱酸性次亜塩素酸水などのプール臭くらいの刺激の少ないものだと「うっかり」や「まさか」が存在するかもしれません。

ここまで塩素についての健康被害を多少掘り下げてみましたが・・・

なんともない人には本当になんともない塩素臭。安価で簡単に清潔にできる便利な塩素。しかし塩素は、万人に万能ではない事がわかりました。

では、「除菌もしたい、掃除もしたい、嫌なニオイも消したい。でも塩素は使いたくない」という方は、どうすればよいでしょうか。

塩素成分が含まれていない除菌用品の中の代表格として、アルコール系の製品があります。しかし、アルコールでかぶれる方には、微量だとしてもおすすめできせん。アルコール反応は、高齢介護施設で実際にあったお話です。

ではGSE(グレープフルーツ種子抽出物)製品は?。まだまだ情報量が少ないGSEですが、塩素と同様に除菌剤としてキッチリ仕事をします。正確に言えば、塩素以上の仕事がGSE単体で可能です。先ほどの介護施設では、すべてGSE製品に置き換えています。話を戻しまして、

一般社団法人日本化学工業協会による「消臭剤」の広義は

  1. ニオイ成分を科学的に中和・分解してにおわない成分に変えてしまうもの
  2. 微生物を用いてニオイ成分を生物的に分解するもの
  3. ニオイ成分を物理的に吸着したり包み込んだりすることによって押さえ込むもの
  4. より強い香りのニオイ成分によって感覚的に感じなくさせるもの

とされていますが、2はバクテリアを用いる手法、3,4はよくあるいろんなニオイのついた製品です。1は、塩素やオゾンなどよく聞きます。

ではGSE(グレープフルーツ種子抽出物)はというと、「第5の方法」となります。天然の強い除菌作用でニオイの元を除菌して消臭。

  1. 中和・分解ではなく
  2. 微生物は使わず
  3. 押さえ込まず
  4. 香りでごまかさず

特にアトピー性皮膚炎のアレルゲンのひとつと言われるカビの胞子も、GSE(グレープフルーツ種子抽出物)で撃退できます。

上で掲載した数値を再度載せます。

「吸入事故 平成29年度版」

  1. 洗浄剤 294/1256(23.4%)
  2. 殺虫剤 276/1256(22.0%)
  3. 漂白剤 123/1256(9.8%)
  4. 芳香・消臭・脱臭剤 90/1256(7.2%)
  5. 除菌剤 59/1256(4.7%)

GSEを使うメリットは、健康被害の3(漂白はしませんが、カビがポロリと取れます)、4(除菌して消臭します)、5(除菌だけでなく抗菌まで!)が解決できるので、塩素で体調不良を起こしてしまう方々の強い味方です。塩素は塩素効果がなくなれば除菌は停止しますが、GSEは抗菌作用がある成分が既に含まれていますので、天然成分による抗菌効果が持続します。

GSE製品には、「原材料に多種多様な成分を使用している中の1つとしてGSEを使っているからGSE製品」としている物もありますし、「GSEの比率が多いが他の成分も使用しているGSE製品」もありますし、「種だけから取った原料でアルコールは使わず水と混ぜるための溶解剤も使っていない究極にシンプルなGSE製品」もあります。

GSEに除菌抗菌作用があるのになぜ他の成分が入っているのかな?と気づいた人がいるかもしれませんね。除菌抗菌しているのは結局GSE?それとも別物質?と思う方はかなり鋭い人。家庭用品は、自分や家族の健康を保つためのもの。わからない時は、問い合わせると良いと思います。

とにかくいろいろな製品がありますので、調べて納得して使用することが大切です。家庭用品の事故の内容にもよりますが、知識で武装すれば事前に防げるものもあります。

GSEの唯一のデメリットは情報が少ない事。除菌剤のメジャー級は塩素系、抗菌剤のメジャー級は銀系と、まだまだGSEの普及度は少ないです。現在GSEを使用している人達は、鋭い着眼点を持つアーリーアダプター的な気質の方が多いという印象ですが、ここ最近はGSEへの関心は高まっているようで、多方面から頻繁に声をかけていただいております。これからもGSEの認知を広めるために、いろいろと書いてゆくつもりです。

というわけで、しつこいようですが、塩素は万人に万能ではないというお話と、GSE製品は塩素アレルギーを持つ方にとって代替品となり得るというお話をいたしました。

さて、最近特に気になるのは、GSE製品やその他製品に含まれている石油由来の天然成分「1.3BG」。石油由来の天然成分て??。微量なら原材料に表記しなくてもよいものです。これはまた後日に記事にしたいと思います。

洗濯物の悪臭はモラクセラ菌のフンであり、なかなかしぶとい菌だからこそGSEの抗菌性能が活躍するのです。

 

陰干しのせいなのか・・・洗濯機に入れっぱなしになってしまったせいなのか・・・

夏の猛暑が過ぎ、あっという間に秋雨降りしきり、そして台風の季節になり。洗濯物は毎日溜まるけど、天候が不安定だと部屋干しが増えて、なおかつ臭います。

1度臭ったタオルやTシャツって着ているとニオイがぶり返しますよね。とても不快です。しかも何度洗ってもニオイが取れません。コインランドリーで高熱処理してようやくタオルなどはニオイが取れたなと感じますが、高温の乾燥機に入れられない物はどうしようもなく、捨てるべきか捨てざるべきか本当に悩むところですね。

この原因菌は「モラクセラ菌」。あまり聞かない名前ですが、ひとの常在菌です。

日和見菌なので、通常は悪さはしないものの、免疫が下がれば日和見感染症になります。帯状疱疹やカンジダ症も日和見感染症です。

モラクセラ菌はなかなか頑固な菌でして、乾燥や紫外線に強い菌です。ただ、熱に弱く40度以上あれば効果があるとも言われています。ただ、お湯で洗濯するのも大変です。

モラクセラ菌はその菌自体ではなく、臭いの元はモラクセラ菌の「フン」細菌代謝産物なのです。

National Institutes of Health 

米国国立医学図書館の記事によると、モラクセラ・オスロエンシスという細菌は元々日和見感染症を引き起こすことは知られていたが、悪臭に関しては認知されていなかったが、日本での低温での洗濯や室内干しでの洗濯物の悪臭が長い間懸念されていて、調べたところ、

200人の調査で84%の回答者が部屋干しをしていて、干した物の63%に不快な臭いが発生したと報告。2008年には首都圏の女性(20歳~60歳)580人の86%が不快な臭いの発生を報告している。部屋干しのほとんどが臭ってしまってます。

その悪臭の原因は4-メチル-3-ヘキセン酸(4M3H)であると確定し、それはモラクセラ菌が4M3Hを作っているのです。

余談ですが、ヒトの腋下には3-メチル-2-ヘキセン酸が存在していて、特徴的な腋臭の臭いの原因なのです。

ちなみに、常在菌ではありますが、家庭におけるモラクセラ菌の検出場所で一番多いのはキッチンの流しが57%、バスルームの排水から48%、あとは食器洗いスポンジとバスルームの壁、洗濯機でそれぞれ33%の同率3位です。やはりお水が関係しています。

それもそのはず、モラクセラ菌は水分と皮脂などを栄養とするのですから。

 

日本カケンテストセンターの画像をお借りしました。こんな菌なのです。

しかも、もう一度洗濯し乾燥しても悪臭を放つ菌が生き残ってしまっていて、戻り臭を放つのです。除菌された後の抗菌にも着目していると。

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)の除菌効果はもちろんのこと、抗菌することも知られています。元々がオイル状のものであるため、有効成分が残りやすいのです。

洗濯後の脱水前にGSE(グレープフルーツ種子抽出物)を含ませ、脱水すれば有効成分も残ります。もしくは部屋干ししている洗濯物に噴霧しても有効成分は流れ落ちないので除菌抗菌します。

洗濯物は主に素肌に触れるものです。それなら経皮毒もなく安全な除菌剤で、その効果が高く、さらに抗菌が行えれば、洗濯物悪臭対策も有効と言えます。

今回は洗濯の悪臭対策、原因菌に関する調査事項と、それに対応する、理想的で実際にある除菌抗菌剤のお話でした。