消毒用アルコール製剤とGSE(グレープフルーツ種子抽出物)では、タンパク質を変化させる方法が違います。

アルコール製剤が菌やウイルスを不活化させる仕組み

消毒に使うアルコール製剤の主成分はエタノール。エタノールは細菌類の生体膜を透過して細胞膜やタンパク質を変性させます。ウィルスはエンペロープという脂質で作られた膜にタンパク質が刺さったような構造をしています。エタノールがこのタンパク質を変性させ、そして揮発するときにウイルスの中の水分を持ってゆき不活化します。

この性質は人間の皮膚にも影響があります。人間の身体は大雑把に言うと水分と脂質とタンパク質でできていて、タンパク質は約16%といわれます。アルコール製剤で消毒をすると皮膚の主成分のタンパク質が変性させられ、「荒れる」という現象をおこします。

つまりエタノールはその働きがウィルスの不活化にも効いているが、かつ皮膚にも影響があるということです。影響云々は別として、アルコールは医薬品なので「手指消毒」の目的で使用ができます。菌やウイルスによってはアルコールの影響を受けにくいものがあります。

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)がウイルスや菌を不活化させる仕組み

グレープフルーツ種子抽出物には天然の界面活性成分が入っています。この界面活性成分が菌やウィルスを包み込み、天然のフラボノイドが浸透圧で中の水分を抜いて不活化します。タンパク質を壊す事無く、ウィルスや菌の中の水分を抜き取り不活化します。もちろんウイルスに限らずバクテリアやカビ類の細胞膜も同様の原理で破壊します。

海外におけるGSE(グレープフルーツ種子抽出物)の扱い

論文はこちら

「800以上の細菌およびウィルス株、100株の真菌および多数の単細胞および多細胞の寄生虫に対して有効である」

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12165191/

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)は医薬部外品リストにも記載されています。

―連番:726/成分コード:520376/規格コード:51

実際にGSEを含む化粧品・薬用石鹸・シャンプー・リンス・除毛剤・育毛剤・薬用化粧品・脇臭防止剤・忌避剤・浴用剤としても市販されています。

GSE製品もアルコール製剤のように販売できるようになるには

GSE商品は次亜塩素酸系除菌剤と同類で雑貨です。アルコールのように手指消毒を目的として販売できません。上記のように海外ではいろんな効果や安全性の論文が多数出ているので、日本でも早々に手指消毒を謳って良い日が来てほしいものです。

元来きれい好きな日本人が、更に念を入れ除菌に励んでゆく社会になりました。建物の入口には必ずアルコール除菌液があります。今回はそのアルコール系除菌剤は菌を壊せるが肌も壊す(タンパク質に影響を及ぼす)というお話でした。1日に何度もアルコール消毒をしていると手が荒れて困りますよね。

食品添加物指定の「GSE(グレープフルーツ種子抽出物)」と「次亜塩素酸」、どちらも除菌剤成分ですがココが違う。

食品添加物として使われている除菌剤の成分

昨年大きく話題になったものの1つに除菌剤があります。一般消費者向けに販売されている除菌剤には、医薬品の”アルコール系除菌剤” “雑貨品の除菌剤”の大きな2グループがあります。雑貨品では、おなじみの弱酸性次亜塩素酸水(成分は次亜塩素酸)と、その他に去年から格段に商品が増えたGSE(グレープフルーツ種子抽出物)の除菌剤があります。

さて、今回は雑貨品除菌剤の成分である次亜塩素酸とGSEがそれぞれ食品添加物であることと、同じ食品添加物ではあるけれどもその中での種類の違い、そしてそれぞれが「食品」と名の付く添加物として、最終的に口に入るまでの過程には異なる部分がある、というお話です。

そもそも食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。

食品添加物の分類と経緯について

食品添加物には指定添加物(449品目)、既存添加物(365品目)、天然香料(約600品目)、一般飲食物添加物(約100品目)があります。次亜塩素酸水は「指定添加物」で、GSEは「既存添加物」です。

  • 指定添加物:安全性を評価した上で厚生労働大臣が指定した物
  • 既存添加物:平成7年の法改正の際に日本においてすでに使用され、長く食経験があるものについて、例外的に指定を受けることなく使用・販売が認められた物
  • 天然香料:動植物から得られる天然の物質で、食品に香りをつける目的で使用される物
  • 一般飲食物添加物:一般に飲食に供されているもので添加物として使用される物

次亜塩素酸水は使用方法が定められています。成分規格として次亜塩素酸水には「強酸性次亜塩素酸水及び微酸性次亜塩素酸水」の2種類があり、それぞれ定義(製法等)と有効塩素の含量等が規定されています。

もともと食品添加物は天然添加物と合成添加物の2種類でしたが、平成7年の法改正で上記の4つになり、既に使用されていたGSE(グレープフルーツ種子抽出物)は既存添加物となりました。一般消費者には無名なGSEですが、以前から公的に安全性を認められ様々なものに使われています。次亜塩素酸水にあるような定義や規定はGSEにはありません。厚生労働省HPでは下記の様に記されています。

厚生労働省HP

法改正後に改めて既存添加物になった事で、順次、既存添加物の安全性の確認を推進し、問題ある添加物などの製造・販売・輸入などを禁止することとなっています。

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)は既存添加物として2002年に安全性確保上必要な品質問題に関する研究が行われています。現在は既存添加物として安全性も認められ、ラットなどの反復投与毒性検査もクリアしています。安心安全がより高く評価されています。

口に入るまでの過程でそれぞれが異なる部分について

次亜塩素酸水は、最終食品の完成前に除去しなければならない、という使用基準があります。食品健康影響評価を求められた2種類の次亜塩素酸水は、「使用後、最終食品の完成前に除去される場合、安全性に懸念がないと考えられる」とあるように、除去しないと安全性は担保されていないということになっています。つまりは次亜塩素酸を口に入れてはいけません、ということです。

一方で、GSEは次亜塩素酸水のように食品の完成前に除去しなければならない、とはなっていません。ただしそれはGSE成分に対して言っているので、GSEの商品を使用するときは原材料に含まれる「GSE以外の成分」を気にする必要があります。アレルギー物質も含め個人的にも問題ない原材料の商品である事を確認しましょう。グレープフルーツの種子から抽出したGSEは、アレルゲンを含みません。

参考

食品添加物 よくある質問(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_shohisya.html

次亜塩素酸水の資料(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf

当社が供給するGSEついて

ココチプラスのGSEは、原材料が精製水とGSE(グレープフルーツ種子抽出物)の2つだけなのが大きな特徴です。極めて少ない原材料で性質は中性なので、多種多様な製品への応用が可能となっています。当社のGSEサプライヤー事業では、消費者にとって明解なGSE製品をつくるためのお手伝いをしております。お気軽にご相談ください。

 

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)除菌抗菌剤 質問ランキング第1位「手指消毒」

よくある質問「GSE除菌抗菌剤の手指消毒」について

消毒用アルコールは手指消毒に使えます。ではGSEは?

手に付いたウィルスや菌が、目と鼻そして口を経由して体内へ侵入するのは、今ではおなじみの知識です。手の段階で(粘膜に付く前に)対策する予防方法も常識となりました。その予防方法のひとつ「手指消毒」に使われている除菌用品。除菌用品にはお馴染みの消毒用アルコールと弱酸性次亜塩素酸水などが定番ですが、今回は「GSE(グレープフルーツ種子抽出物)除菌抗菌剤の手指消毒」についてのお話です。

ココチプラスへの質問ランキング1位。

  • 手指消毒に使えますか?
  • 手に直接つけても大丈夫ですか?

当社で製造販売しているGSE除菌抗菌剤への質問には次のようにご返答をしています。
[wc_box color=”primary” text_align=”left” margin_top=”” margin_bottom=”” class=””]

  • 医薬品 / 医薬部外品ではありません。
  • 雑貨品です。
  • 雑貨品は薬機法上で手指や肌への使用を推奨する事を禁止されています。

[/wc_box]

GSE除菌抗菌剤は雑貨品です。「雑貨品の除菌用品」についてご存知ない方が多いので説明します。今はネットショップやドラッグストアばかりでなく、あらゆるお店に多種多様な除菌用品が並んでいます。これら除菌用品は、大きく「医薬品・医薬部外品・化粧品・雑貨品」のカテゴリーに分類されます。

消毒液の代名詞の消毒用アルコールは「医薬品」です。医薬品は「消毒」と「手指消毒に使える」という言葉の使用が許可されています。要は、消毒用アルコールへの質問が手指消毒に使えますか?であれば「使えます」と即答できます。

逆を言えば、雑貨品のGSE除菌抗菌剤に対して、医薬品・医薬部外品で許可されている表記は使えません。

  • 医薬品は薬機法による承認があり、承認規格のある試験方法で検査され、治験をし、消毒の効能表示が許されており、副作用被害の救済制度の対象です。
  • 医薬部外品は医薬品と違い、治験が無い事と、副作用被害の救済制度の対象外です。
  • 化粧品は更に社内規格での試験方法であり、消毒の効能表示は不可です。
  • 雑貨品は薬機法による承認もありません。

このことから、雑貨品の表記は社内認定となります。

ココチプラスのGSE除菌抗菌剤は、社内認定で次の条件を満たしています。

  • 1 原料はGSEと精製水のみ。
  • 2 PH値を中性でキープ
  • 3 ロット毎の抗菌検査

更に今後の方針としては、

  • 1 皮膚に対してのバッチテスト実施
  • 2 社内において手指の除菌抗菌検査
  • 3 第三者機関での検証

雑貨品としてお伝えできる表現は非常に限られています。インターネットを含める公共の場での標榜につきましては、上記の表記をもってご返答とさせていただいています。

今回は、GSE除菌抗菌剤メーカー(サプライヤー・供給業者)として、手指消毒の使用可否と安全性についてご説明をさせていただきました。※当社は自社のGSE除菌抗菌剤を使用した製品のみ取り扱っています。既製のGSE商品を仕入し再販売する小売と卸は行っておりません。

今後とも、何卒よろしくお願い致します。

GSEについて

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)はグレープフルーツの種から抽出されたエキスです。

当社が供給しているGSE除菌抗菌剤は、GSEに薬品を使用しない独自製法で精製水と混ぜた完全な100%天然成分の除菌抗菌剤です。原材料のGSEの抽出は薬剤不使用の水抽出のものを使用。果肉や皮は使用していません。

残留農薬(塩化ベンゼトニウム:BZT-C1、塩化ベンザルコニウム:BZK-C1)、防腐剤(トリクロサン、メチルパラベン)など検出されていません。アルコール不使用・塩素不使用・無香料。製造段階から化学物質を完全不使用で生産されています。

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)の除菌メカニズムがいろいろスゴい!というお話。【マメ知識】

GSE(グレープフルーツ種子抽出物)は「浸透圧」で除菌します。菌やウィルスを包み込み、浸透圧で中の水分を抜き取り不活化します。

しかし清潔にしたい対象にシュッ!と吹きかけても、菌などは水分を弾いてしまいます。そのままでは接点が小さく除菌効果が低くなります。ではどうするのでしょう?GSEには天然の界面活性成分が入っています。この界面活性成分が菌やウィルスを包み込み、天然のフラボノイドが浸透圧で中の水分を抜いて不活化します。

”ナノ”の世界の、協力態勢です。

GSEの、ある1つの成分が菌などを不活化しているのではなく、備わっている成分同士の見事な連携プレー。合成界面活性剤やその他の添加物のチカラを必要とせずとも、きっちり不活化させてしまいます。

GSE製品を選ぶ時は、残留農薬(塩化ベンゼトニウム:BZT-C1、塩化ベンザルコニウム:BZK-C1)、防腐剤(トリクロサン、メチルパラベン)が検出されていないと明記のあるものが安心です。家事育児に日常の幅広い用途にも、ペットのお世話にも活用できます。

GSEの除菌メカニズムは、グレープフルーツ種子抽出物に本来から備わる優しい「界面活性成分」と脂肪酸フラボノイドによる「浸透圧」との連携プレー。最初から備わっている仕組みというのがスゴいですよね。ここでは割愛しますが「抗菌力」を備えているのもGSEの大きな特徴です。

今回はGSE(グレープフルーツ種子抽出物)についてのマメ知識でした。

ノロウイルスなどの食中毒の処理にも使える代表格「次亜塩素酸系除菌剤」と、自然由来の「GSE系除菌剤」とを比べると、除菌後に「抗菌」をするかしないかの大きな違いがあります。

 

食中毒といえば、すぐ思い浮かぶ1つに「ノロウイルス」があります。ノロウイルスは感染力が強いので、後処理をきちんと行わないといけません。後処理に使う除菌剤は、次亜塩素酸系で有名なハイター(アルカリ性)、同じ次亜塩素酸系で弱酸性次亜塩素酸水(弱酸性)などが有名ですが、その他の自然由来成分の中には、あまり知られていませんが「GSE:グレープフルーツシードエキス(グレープフルーツ種子抽出物)」というものもあります。

ここで、あらためて食中毒の知識を深めてみます。
ひと事で食中毒と言っても、このような種類があります。

  • 自然毒:毒キノコ・フグなど
  • 化学物質:ヒ素・ダイオキシンなど
  • 微生物:細菌・ウィルス

まず、大部分の食中毒は微生物によるもので、広島県医師会HPではその内訳をウィルスが約3割で細菌が約6割とされています。厚生労働省の平成29年度データでは細菌が5割弱、ウィルスも2割強なので、概ね毎年そのくらいの数値で推移しています。

自然毒に関しては、自然生息のキノコを食べることはありませんが、例えば毒キノコは知識で防御し、フグは(これも食べる機会は滅多にありませんが)信頼できる場所で食する、などでしょうか。

化学物質は、どこからどこまで気をつけないといけないのかが難しい。煙草の煙にもダイオキシンが含まれていますが、今回は食中毒がテーマなので別の機会にします。化学物質の食中毒対策で自分と家族で行っている事があるとすれば、毎日の食生活を気にして身体の排泄機能を高める、くらいしかしていません。今後の課題であり知識を深めてゆきたいです。

煙草に含まれる有害物質(環境省)
https://www.env.go.jp/chemi/prtr/result/todokedegaiH17/syosai/11.pdf

さて、食中毒が多発する季節ですが、高温多湿で細菌が増殖しやすい6~8月は細菌性、ウィルスは冬に多く発生しています。重症化しやすいのは細菌性ですが、弱っていたり、高齢者や乳幼児などの死亡例も少なくはないので、ウィルスもやはり恐ろしいです。総じて微生物による食中毒は、感染者からの手指や便からの二次感染で拡がる恐れもあるから、なお怖い。

細菌による食中毒は、二種類にわかれます。

細菌が増えるときに出す毒素によるものを「毒素型」と言いますが、食べて数時間以内に症状が出るので「あれかも!」と比較的推理しやすい。しかし毒素型は熱に強くて加熱しても壊れない物が多い。代表的にはウェルシュ菌・ボツリヌス菌などで、芽胞(固い殻)のようなもので覆われてます。黄色ブドウ球菌は6月や8月の夏期限定ではなく、概ね季節に関係無く発症します。1~5時間くらいの潜伏期間で発症。嘔吐や水様便の下痢をおこします。大体は手指(汚染された)から感染します。

増えた細菌による食中毒を「感染型」と言います。食品と共に細菌が体内で増殖。発症までにかなりの時間のかかる感染型には、サルモネラ菌・腸炎ビブリオ菌・病原性大腸菌・カンピロバクターなどがあります。

主な食中毒の特徴

季節

微生物

潜伏期*

主な原因

主な症状

その他.

夏に多い

サルモネラ菌

12-36時間

鶏卵、肉類、
ペット

水様便、血便、
発熱、腹痛

集団発生

腸炎ビブリオ

6-12時間

魚介類の生食

水様、血便、
腹痛、おう吐

海水温が
上昇すると増加

冬に多い

ロタウイルス

1-3日

糞便汚染器物の接触

白色水様便、
おう吐

乳幼児嘔吐下痢症

ノロウイルス

1-2日

二枚貝、患者糞便

水様便、おう吐

集団発生

季節に
関係ない

腸管出血性大腸菌

2-8日

食肉、野菜

鮮血便、水様便
腹痛、発熱

溶血性尿毒症症候群

カンピロバクター

2-11日

鶏肉など

水様便、おう吐
腹痛、頭痛

小児に多い

黄色ブドウ球菌

1-5時間

汚染された手指

水様便、おう吐

毒素(熱に強い)型

腸チフス・パラチフス

10-14日

保菌者の尿、便に汚染された水など

水様便、
稽留熱**

海外でも感染

赤痢菌

1-5日

水、汚染された手指から

血便、粘液便、
しぶり腹、腹痛

海外でも感染

*潜 伏 期:感染して発症するまでの期間
**稽留熱:持続する高熱(日差1℃以内)

広島県医師会HPからすごくわかりやすい図だったので引用させていただきました。さらに広島県医師会HPに載っていたこちらの図。冬にウィルスが猛威を振るい、細菌系は主には夏場ですが、意外と季節に関係無く発症もしています。
病原体別ではどうでしょうか。

主な病原体別にみた件数の年次推移(平成8年~17年)


(厚生労働省食中毒監視統計より作成)

カンピロバクターが多いのは一目瞭然ですが、小型球形ウィルス(これはノロウィルスのこと)。ノロウィルスって2002年にノロウィルスと命名されたのです。このノロウィルスは実にイヤな感じのウィルスで、人の生きた細胞内でしか増殖できないのです。よって、食品中では増えないのです。なのに、食品と共に二との腸内(体内)に入ったら急激に増殖する、しかも感染力が高いのです。

実際厚生労働省のデータを見ると、平成30年でウィルスによる(家庭以外で)食中毒が発覚しているのは約140件。そのうちノロウィルスが原因なのは130件以上。(ノロウィルス以外が7件)ウィルスの大半はノロウィルスなのです。

と言うわけで、気になるノロウィルスにスポットをあてました。幸いにもまだ感染経験はありませんが、いつどこでなるかわかりません。また、知識を深めできるだけ予防に役立てたいものです。

発生の時期を見ると、1月から6月くらいまでと長い期間で発生してます。1月から3月は特に多いですが、その後も発生件数は0ではありません。結構発生しています。県別にもほぼまんべんなく日本網羅してます。

施設別に見ると、総数が1000くらいあるうちの1割の100件が家庭内ということ。家庭内であっても、発生源や罹患源は職場や外で、それを家庭内で拡げてしまうこともあるでしょう。平成29年度のまとめとしてはノロウィルスはそのうち2割強の214件。全体で見るとカンピロバクターの次に多いです。

カンピロバクターは320件。そして患者数はカンピロバクターは2315人。対してノロウィルスの患者数はカンピロバクターの発生件数の3分の2なのに、なんと8496人!!約4倍の患者数です。被害の拡大のすごさがわかります。増殖してる。単純計算で1件の被害人数は39.7人。多いです。

施設や飲食店など、食中毒がおこりやすい場所はコンプライアンス的にも凄く気をつけているはずです。が、発生。目に見えないから、手を洗ったから大丈夫~などと考えていると大変なことになりました、という状況でしょうか。はたまた外から来られた方がノロウィルスを連れてきた、ということも考えられますが。厚生労働省の資料によると答えは両方とも正解でした。ノロウィルスは体内に入ったら増殖なので、発症前の方との接触や、感染した人が近くで嘔吐した・・・などでも被害が拡大してしまいます。まさか!?がそのまさかになるのです。

厚生労働省の資料で、感染経路なるもの。

特に(3)の感染は多く、患者数も多いです。二次感染、三次感染にもつながってしまう場合も多々あります。

厚生労働省のQ&Aによりますと、ノロウィルスの感染と増殖は小腸と考えられているとのこと。嘔吐した吐瀉物の中のウィルスは小腸からの逆流なんですね。例えば吐瀉物の処理の場合は、使い捨てのガウンやエプロンなどで身体を守り、マスクと手袋をつけ、ウィルスが飛び散らないように汚物をペーパータオルなどで静かに拭き取るとあります。基本的に使用した物は捨てることを前提に、です。水拭きしてと書いてありますが、強力なウィルスなので次亜塩素酸ナトリウム(いわゆるハイター)を200ppmという濃度で使用することが望ましいとあります。袋に入れて捨てる前に、袋の中には1000ppmの濃度のもので浸してともあります。

と、食中毒について諸々調べてみたわけですが、ここからは表題でもある「除菌剤」についてのマメ知識。

先ほど文中に出てきた「ppm」について。

「ppm」とは濃度の割合を示す単位です。ppm=パーツ・パー・ミリオン。100万分のいくらか、という意味です。水溶液の濃度はそのものの中身の何%が「それ」ですということですが、あまりにも小さな量なのでppmを使って表示します。

200ppmは0.02%。1000ppmは0.1%です。元々のハイター的な次亜塩素酸ナトリウムの濃度にもよるので、わかりにくさ倍増。なので換算してみました。

例えば「原液10%」のものであれば200ppmは500倍(1Lに2ml)、1000ppmは100倍(1Lに10ml)に希釈すれば良いのです。

しかし注意。次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性領域の状態)は、人体へのインパクトも強力。次亜鉛素はたんぱくを溶かすので、皮膚がヌルヌルします。なのでアルカリ性または強アルカリ性物質は、希釈時に素手で触れられません。刺激があるのが難点で扱いにくい。紛らわしいですが同じ「次亜塩素酸」を成分に持つ事から名前が似ている「弱酸性次亜塩素酸水」は、手肌と同じ弱酸性だから扱いは楽です。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムと弱酸性次亜塩素酸水とは、共通する性質があります。除菌したらそこで役目は完了です。次亜塩素酸成分が有機物との接触によりなくなってしまえば終わりです。その後、新たに菌が降ってきてないかなーという考えを払拭するには、マメに同じ除菌を繰り返すか、または別の方法で持続的な菌対策を行わなければなりません。考えてしまうと、心配が膨らんでしまう方もいるのではないでしょうか。

滅菌・殺菌・除菌・抗菌など、いろいろ種類がありますが、抗菌とは菌に抵抗し続けることです。殺菌・除菌して終わりではない方法も、選べます。

例えば、除菌したあと、同じ除菌剤に抗菌成分が含まれていたらどうでしょうか。抗菌機能がある除菌剤は、数多くある除菌剤の中でもかなり絞られてきます。その中でも自然由来のものになると、更に絞られます。その自然由来成分の商品でも、GSE(グレープフルーツシードエキス)の機能を極限まで高める事に注力し開発した、「成分はGSEと水だけ」の商品となると、もうほとんどありません。

GSE(グレープフルーツシードエキス=グレープフルーツ種子抽出物)とは、グレープフルーツの種から抽出したオイル状のものです。50年近く前に発見されていて、エビデンスや論文が多数出ています。これをそのまま使えれば、天然で除菌効果もエビデンスが取れていて、尚且つ、抗菌性もお墨付きです。

ここで改めて食中毒に話を戻してみます。

下の図を見てみるとわかりますが、

食中毒の感染源は、食品であることが多いです。それなら食品にかかっても安全な除菌剤で、その効果が高く、さらに抗菌が行えれば、ノロウィルス対策も有効と言えます。

GSE製品は調べると多くありますが、主成分のGSEが皮や実は使わずに種だけから抽出している商品で、なおかつ水とGSEだけのシンプルな除菌抗菌剤は数種類しかありません。この除菌抗菌剤は、高齢者施設で利用されているので、使用感などの感想を希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

  • 使用原料は種のみのGSE →「農薬の検出はありません」
  • アルコール不使用 →「アルコールは必要ありません」
  • 香料不使用 →「成分に消臭機能があるので香りは不要」
  • 塩素成分が含まれない →「塩素による刺激がありません」

今回は食中毒に関する調査事項と、それに対応する、理想的で実際にある除菌抗菌剤のお話でした。

ひと言でウィルスと言っても種類があるのです

インフルエンザが猛威を振るっている今日この頃、外に出ると右を見ても左を見てもマスク姿で不思議な光景ですね。かく言う私もマスクマンで、移さず移らずを心がけています。

インフルエンザはウィルスです。実はウィルスにはDNAウィルスとRNAウィルスとあるのはご存じですか?名前の通りDNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)と言って遺伝物質の種類が違うのです。

難しいことはさて置き、それぞれが何なのか?

代表的なものですと、DNAウィルスはB型肝炎・アデノウィルス・ヘルペス・ヒトパピローマウィルス・水痘・帯状疱疹など。RNAウィルスはノロ・ロタ・インフルエンザ・麻疹・風疹・A型肝炎・C型肝炎・エボラ・HIV・ジカウィルス・日本脳炎など。

除菌殺菌するときにいろいろな除菌剤が出ていますが、確かな除菌効果のある除菌剤でもRNAウィルスを除菌する場合は多少、長い時間をかけた方が良いと言われています。瞬間除菌でも、念には念を入れて!

https://pixabay.com/en/medical-bless-you-first-aid-spray-1287312/

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